masa102’s blog

40代でハマったブルベの走行記録

RM430近畿1560km旅鳥の東日本紀行(後半)

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<5日目>

岩手県北上市1020km/1560km。とうとう1000km超えだ。

快活クラブでシャワーを浴びて、1時間ちょっと仮眠して少しだけ回復、深夜1時半にリスタート。また雨が降り始めていてカッパを着こんでぼちぼちと走りはじめる。

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青森から北海道に渡るフェリーは19:30までに到着しないと予約している便に乗せてもらえない可能性がある。輪行袋はドロップバッグに入れて千歳に送ってしまったので、新幹線という手段もない。フェリーの時間を逆算すると青森までの320kmを18時間で走る必要がある。1000kmを超えてからこのペースは結構厳しい。

疲れと眠気はやはりすぐにやってきてペースは上がらず3時間で40kmも進まない状態。コンビニのイートインを見つけて、薄明るくなってきた雨の様子を眺めながら、1時間ほどウトウトさせてもらった。店員さんに長居させてもらったことを軽く謝ってまた雨の中を走り出す。

天気は午前中に回復して、ながいながい岩手県を抜け、青森県に入った。りんごの花がちょうど満開。本州の端っこ、ほんとに遠くまで来たんだなぁって実感した。

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二戸市辺りは昭和を感じるいい雰囲気の町並みだった。こういうのをエモいって言うんだろうか。由来はよくわからないけど、この辺りには地名に一戸から九戸まであっておもしろい。四戸だけは現在なくなってしまってるそうだ。

pc8八戸 1190kmには13時に到着。追い風もあって借金は1時間まで減ってきた。しかしここからフェリーまでの100km、爆風向かい風の国道4号線を6時間で走り切れるか。

pcを出てすぐ、また強烈な睡魔がやってきて時間がないのにペースが上がらず時間だけ過ぎていく。眠気と戦いながらフラフラ進んでいると後ろからきたhirotaさんに声をかけてもらった。すごい勢いで抜かしていかれけど、必死で追いついて少し会話を交わすと、いつものハイテンションモードへ。フェリーに間に合うギリギリのラインで復活、このときhirotaさんに合わなかったら間に合ってなかっただろう。

津軽湾を西に向かう国道4号線は、延々と爆風向かい風。風力発電の風車もたくさんあっていつもこういう風が吹くところなんだろう。しかも片側1車線で車通りは多く、路肩がボコボコで最高に走りにくい。油断するとコケるし、道路側に寄ると渋滞するし、ハンドルを持つ手はどんどん痺れてくる。青森出身のじょっぱりさんによると、除雪のための重機と低温のせいで北国の道路はこんな感じにボコボコになるらしい。

時間ギリギリということもあって幸いハイテンションモードは続いてくれてほとんど休憩もなく、70kmを踏み切れた。この道はこれまでのワースト国道かもしれない、当分走りたくない。

借金を無事に返済して、19:00過ぎに青森フェリーターミナルに到着。なんとかオンタイムに戻せた。

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フェリーには仲間のランドヌール4人で乗船。後で知ったけどツイッター仲間のたねがしまさんもその中にいたみたい。フェリーは空いていてドライバー向けのカプセルルームで3時間近く爆睡できた。

 

<6日目>

深夜0時にフェリーは函館港に到着。とうとう北海道に上陸だ。あとは千歳まで270kmを22時間で走ればいいので5時間くらい時間に余裕ができた。ゆっくりでも前に進めば間に合うはず。

フェリーから降りるとまた雨が降ってきて、朝方まで降り続いた。真っ暗な雨の中をまた眠気を堪えながら進んでいく。北海道の道もボコボコしてるところはあるけど青森の4号線ほどでもなく、車は少なめなのであまりストレスは感じない。

雨と寒さと眠気に耐えながらぼちぼち進んでいるとようやく夜明けとともに雨は止んで、いい天気になってきた。次第に寒さも眠気もなくなり、足も動くようになった。

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八雲町を過ぎて長万部に入ると、200mほどの峠4つ、計800mほどの登りが疲れた体にかなり堪える。

見覚えのあるブリを乗せた生郎さんを発見。

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桜前線にも追いついて、ゴールデンウィークの北海道の桜も見ることができた。実際この時期に咲いている桜を見ると結構な違和感がある。

お昼は地元のスーパーでお寿司をいただく。これはご当地グルメになるんだろうか。

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ラストpc伊達市1450km地点には13時ごろ到着。時間はまだ3時間ほど余裕がある。いつもギリギリ隊なのにやっぱりあのフェリーに間に合ったのは大きい。

ここで台湾ランドヌールのStanley氏に再会。いい笑顔で「イッショニイコウ!」って誘ってくれたのでゴールまでご一緒することに。

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台湾のsr600について聞いてみると、今は2つのコースが走れる状態とのこと。道は悪いけどおすすめなのは北台湾コース、とのことなので、来年辺り挑戦してみようかな。

 

Stanley氏が以前台湾北部のSR600を走った時の旅行記

https://chin6278.pixnet.net/blog/post/49500525

 

室蘭からラスト100kmは爆風追い風のボーナスステージ。2人で30kmペースで快走し、ゴールの千歳にはクローズ2時間前に到着。

 

1560km130時間の壮大な自転車旅。RMの魅力にハマりそうです。

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Stanley氏のRM430のブログ

https://chin6278.pixnet.net/blog/post/51084196

 

千歳で1泊して翌日午前中の便で伊丹空港へ。5日かけてきた道のりをたった2時間って飛行機ってすごい。

 

<まとめ>

完走できるイメージが全く湧かなかった1560km、意外とあっさりと完走できてしまった。完走できた要因はいくつかあるけど、一つはNEWバイク。カーボンの振動吸収と、DHバーでいろんなポジションが取れて負担のかかる部位を休めながら走れたのが良かった。もう一つは、輪行袋をゴールに送って、退路を絶ったこと。何度かDNFがよぎったけど、輪行袋を買いに探し回るというめんどくささがDNFのハードルを上げてくれた。

あとは疲れと眠気で全然進まなくても我慢して前に進んでいれば何かのきっかけでまた踏めるようになる、というのを信じ続けられたことだろうか。今回もそういう場面が何回もあった。この体調の波をコントロールできたらもっといいんだろうけど。

睡眠については、やっぱり巡行速度が遅いとどうしても睡眠不足になる。平均2時間くらいの睡眠時間は安全面でもやっぱりよろしくない。

 

さぁ、これでオダキンパーフェクトへの最難関はクリアした!まだまだハードルはたくさんあるけど行けるところまで行ってみよう!

 

 

 

 

RM430近畿1560km旅鳥の東日本紀行(前半)

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<エントリー>

2月のオダ近感謝祭にて、2025年度の新企画オダキンパーフェクトという賞があるというのを知った。200-600km、SR600、1000km、1560km、flecheの全てを走破した者に贈られる賞なのだそうだ。一番の難関は1560km😱 1000kmの次の目標としてRMには興味はあったもののあの苦行以上のことをまたやるのかと思うとなかなか踏ん切りがつかない。エクセルでスケジュールを組んでみても全く完走できる気がしない。そうして悩んでいるうちに定員に達っしたらしく募集は締め切られた。まぁ締め切られたのならしょうがないと若干ホッとした。

ところが何人かがそんな呟きをしたからかどうか分からないが、なんと追加募集が行われるとは。なるようになれっということでポチッと。ということで想像もできない1560kmに挑戦することに。

 

RMは 1000kmよりも長距離のブルベで、距離によって制限時間はいろいろあって、今回の距離の場合は平均12km/hで130時間が制限時間になる。つまり5日と10時間で走り切れば良く、だいたい280kmを毎日走り続ければいい計算だ。300kmブルベを休憩6時間で5回と考えると行けそうな気もしないでもない。いかに休憩時間を確保して回復しながら走れるか、そのへんがポイントなんだろう。

 

<コース>

今回のコースは大阪を出発して、奈良、三重、愛知、岐阜、長野、群馬、栃木、福島、宮城、岩手、青森、北海道、と13道府県!を通過する。兵庫の自宅からスタート地点までの50kmを自走したので自分は14道府県になる(何してんねん)。

1日目は12:00にスタートして大阪河内長野から豊田までの210km、2日目は長野から群馬の310kmで治部坂峠、和田山峠といった1200-1300mの山岳地帯を越えるのでこの日が今回の一番の山場だろう。3日目は群馬から福島の長時間の雨予報+向かい風でこの日も辛そうだ。あと、青森から函館への移動は、フェリーでも新幹線でも自由に選べることになっている。チャリをフェリーに載せるには事前予約が基本的に必要で、予約したフェリーでなければ乗せてもらえるかは運次第のギャンブルになる。予約時間の19:30に間に合うかが完走への大きな関門だ。函館についてからの最終日の残り270kmはグダグダな感じでまぁなんとかして千歳にたどり着けるか?という雑な計画。

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<NEWバイク>

今回の挑戦を見越してではなかったけど、今までのアルミフレーム、リムブレーキピナレロ・エントリーグレード車ではいろいろ限界を感じていて、ようやくカーボンフレームのバイクを購入した。こっそり運用してる株の投資益を投入して嫁には値段は言えていない笑 

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オルベアってあまり乗ってる人もいなくてチャリ屋で知るまで知らなかったんだけど、スペインの老舗的なメーカーで、クライムに定評があるらしい。初めてのカーボンフレーム、カーボンホイール、ディスクブレーキ、105di2、DHバー、とかなりの部分がグレードアップしている。今回このバイクがなければもっと体にダメージがあっただろうし、多分完走もできなかったんじゃないだろうかと思う。それだけ全然違った。走っていて楽しいと感じるし、登りもいくらでも登れる気にしてくれる。誰かが言ってたけど、カーボンフレームへのアップグレードは早い方がいい、年配ほど時間がもったいない、って確かにそうかも知れない。

出走の2週間前に届いてfleche、1560kmに間に合ってくれて良かった。

 

<1日目>

スタートの大阪河内長野へは輪行するか自走するか迷ったあげく、輪行のめんどくささが勝って50km3時間を伊丹から自走することに。市街地なのでスピードも出ず、余計な体力を使ってしまった。

ブリーフィングに少し遅れて到着するとすごい人。出走は70人くらい。この距離を走ろうと思う人がこんなにいることに驚いた。みんな楽しそうだ。

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いよいよ1560kmの長旅がスタート、ブルベ仲間の鉄人まんきぃさんも一緒なので心強い。

12:00、無事に車検も通り、間欠スタートでしばらくは10人くらいの集団で市街地を走っていく。集団下校の小学生たちが手を振って応援してくれるのでこっちもテンション高めで手を振りかえしたり。誰もこの集団が北海道まで走るなんて思わないだろうな。この距離だとやはり全国から強者が集まってくるらしく、落合さん、フィリップさん、AnnaさんなどなどTwitterで有名な人も見かけた。あと外国から遠征してきてる人も数名いたらしい。

初日は天気も良くワクワクした気分で順調に。大阪→奈良→三重→愛知と進み、ほぼ計画通りに豊田の快活クラブに到着。まんきぃさんは別宿だったのでちょっとお別れ。よねだっくさん夫婦と同時に着いて、2時間ほどフルフラット個室でよく寝れた。

 

<2日目>

前日は210km程度だったので特に疲れもなくすんなり目が覚めて4時過ぎにリスタート。まんきぃさんは30分ほど後でスタートしたらしくしばらくは一人旅。爽やかな川沿いの朝靄の中をゆっくりペースで進み、今日の一つ目の治部坂の3連峠に入る。標高1200mまで延々と登るんだけど斜度はキツくて10%程度なので六甲山とかと比べたらそこまでキツくはない。根羽村ネバーランドを通過し、一つ目の峠、二つ目の峠とボチボチペースでクリアしていく。天気は最高で矢作川の源流の辺りは水もめっちゃキレイで気持ちいい。

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ながーい登りを超えて長野県に入り、飯田のpcにほぼ予定通りで到着。途中信州そばの看板が何度か目に入ってやりたかったけどゆっくりもしてられないので先を急ぐ。

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この辺りでまんきぃさんと合流。爆風追い風に乗ってアップダウンのある天竜川沿いを快調に進む。中央アルプス天竜川が美しい。

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次のpcは400km地点の諏訪大社。トイレ休憩のためまんきぃさんは先に行ってもらうことに。ここから今日のラスボス、和田峠1400mへの登りが始まる。ここの登りは治部坂に比べて直線が多く単調。疲れはあるもののゆっくりペースで淡々と登りを消化していく。でも景色は良かった。

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ラスボス和田峠をクリアして、21時ごろ佐久市吉野家で遅めの晩メシ。しかさん、sasaさんは2時間ほど前を走っているようだ。ここからまた軽井沢まで登り返してから群馬県高崎市まで標高差1000m近くを一気に降る。

夜の軽井沢は霧がすごく、雨も少しパラついてきた。この辺りで台湾から参加のStanleyさんと合流。登りで追いついて来られたので軽く声をかけても反応がないので、ちょっと変に思ったんだけどもしやと思い、カタコトの中学英語で話しかけてみると、嬉しそうに返事をしてくれた。台湾は中国語なので、Stanleyさんは英語も日本語もカタコト、ということらしく、良くこんな長距離のなにが起こるかわからないRMなんかに参加できるなぁとその行動力に感心。お互いカタコトの英語、日本語でいろいろ聞いてみると、これまでにPBP4回完走、その他複数の海外RM、日本遠征も4-5回目とかなりの玄人の方だった。今回のRMにはあと2人と一緒に参加したのだが、2人は2日目の山岳地帯で早々にDNFされたそうだ。

中学英語をがんばって思い出しながら話していると濃霧のロングダウンヒルもあまり眠くならずに済んだ。

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高崎には計画よりも1時間早い深夜1時に到着。今日は山が多いものの天気、風には恵まれた。予定よりちょっと早かったのは風のおかげかな。

高崎では疲れをちゃんと回復しておこうとホテルを予約して、着替えの入ったドロップバッグも送っておいた。4時間近くしっかりと睡眠。

 

<3日目>

6時過ぎにTwitterのいいねの着信音で目が覚める。今日は福島までの280km。ホテルの朝食バイキングをどんだけ食うねんというくらいしっかり食べて、7時過ぎに出発。

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昨晩風呂でしっかりマッサージもできたので足の疲労はまだそこまで溜まっていなさそう。今日は昼前から終日雨の予報。キツめの向かい風も吹いていて条件は良くない。できるだけ雨が降る前に進んでおきたく、気持ちは焦るけど、風と信号と会社からの電話対応などでなかなか進まない。

そうしているうちに雨が降ってきて、予報通りすぐに本降りになった。カッパ上下と靴はコンビニレジ袋で雨対策をする。

群馬と栃木の間辺りの道路はトラックの巣みたいなところで、ダンプやトレーラーが異常に多く、中にはかなりイライラした感じでギリギリを追い越されていくトラックも。平日昼間なので仕事の邪魔をしているこちらも悪いのだが、大雨の中、だんだん精神的に滅入ってくる。

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峠のトンネルを出た辺りで前輪に嫌な感覚が、、パンクだ。トラックのプレッシャーに押されて砂利の多い端っこを走っていたせいか、5ミリはある黄色いガラス片がタイヤに突き刺さっていた。雨の中、屋根がある場所もないのでコンクリ工場の道端で修理した。タイヤのダメージも大きくタイヤブートを念のため裏側に貼っておいたが、それ以降特にトラブルはなくて良かった。

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せっかく宇都宮にきたから餃子屋さんに寄りたかったけど、ずぶ濡れなので少し手前のコンビニでそれらしい食べ物を雨を眺めながらいただく。宇都宮のpcには16時ごろ到着し、後ろを走っていたまんきぃさんと再び合流した。

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雨は全く止む気配はなく、そのうちカッパを浸透して上半身はインナーまで濡れてくる。幸い寒くはないのでそれほど問題ない。ずぶ濡れなのでなかなかメシを食べる気にもなれず、14時ごろにコンビニで食べたあとしっかり補給ができてない。大田原ではたまたま見つけたアサヒで予備のチューブが手に入り、パンクの心配からは少し解放された。しかし、この辺りから3時間ほど無補給地帯があるのを知らず、ほとんど補給食も持たずに夜の雨の中突っ込んでしまった。下調べが足りずにいつ補給できるのかわからない。動いているから寒さは大丈夫だけど、ここでハンガーノックになるとかなりやばい。そのうちライトが水没して壊れてしまってライト1個になるし、スマホは充電部が濡れてしまって充電できず、電池残量は数%になっている。予定からはこの時点で3時間ほど遅れてて焦りもある。いろいろヤバイ。どこかで立て直さないと、DNFもよぎり始めた。

山の中、まんきぃさんも補給切れを心配しているらしく、止まって補給をとった。補給食をほとんど持ってない時にまんきぃさんからもらった小さいあんぱん一個はもしかするとDNFとの境目だったかもしれない。あの状況で貴重な補給食を分けることができるまんきぃさんは間違いなくいい人だと思う。そのうちよねだっくさん夫妻とも合流して、しばらく話しながら走ると、ようやく上白石の市街地に出た。

いろいろ立て直しが必要だったので、ラーメン屋に寄るというまんきぃさんたちと別れ、コンビニで補給食とタオルを買い、コインランドリーに非難。ここは乾燥機の排熱のためとても暖かく、先客のランドヌールも1名。ほとんど半裸になって大半の衣類を乾燥機にかけ、補給を取る。生き返った。。1時間ほど滞在し、スマホの充電端子も乾いてなんとかこっちも復活した。再び大雨の中を走り始めると2時間ほどでようやく長い雨が止んでくれた。

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まんきぃさんの位置情報を見ながら追いつこうとペースを上げてみるけど全然追いつかない。途中、あまりの眠気に道端でちょっと寝たりして福島には予定の4時間遅れの4時ごろに到着。快活クラブのブース席で2時間弱睡眠。体がほてってあまり寝れなかった。

 

<4日目>

7時半にリスタート。福島から岩手盛岡まで向かう。昨日の天気がウソのようにいい天気だ。遠くに見える蔵王連峰が美しい。

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天気はいいのにやはり連日の疲れが溜まって足が動かずペースが上がらない。強烈な眠気も襲ってくるので道端でちょっと寝たりしながら、いつものように回復することを信じながらぼちぼち進む。コンビニで昼メシを食べてようやく回復し始めたところで、登り坂を押し歩く見覚えのあるランドヌールを発見。まんきぃさんだ。福島の宿を少し後に出発されてたから追いつかれてコンビニ休憩中に抜かされたようだ。

何歩いてんですかー笑、とふざけた感じで話しかけると、疲れきった様子で、あと半分走れる気がしないのでリタイアするとのこと。昨日の雨のダメージからかすっかり心が折れてる様子で、ここまで来たんだからとしばらく説得するもののちょっと難しそうだった。その後の回復を祈りながら、まんきぃさんを置いて先に進む。昨日の元気な姿を見てたから全く予想外だった。もうちょっと説得していたらと後悔。

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仙台のpc7 880kmは13時過ぎに通過、予定よりまだ3時間以上遅れてる。まんきぃさんの復活を祈ってだけどちょっと無理っぽい😭

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仙台辺りからいつものように体調は復活してまた踏めるようになり、向かい風区間もそれほど苦労せずに通過できた。体調の波は、全然踏めないモード、眠気と戦うモード、ハイテンションモードを繰り返している感じ。ぼちぼちでも進んでいればそのうち急にモードが切り替わるから自分でも不思議だ。誰かと話をすると切り替わることが多い気がする。

 

盛岡の手前の北上あたりでまた睡魔がやってきて、無理せずたまたまルート付近で快活があったので早めの仮眠をとることにした。予定よりだいぶん手前だけど仕方ない。明日の自分にプラス50kmをがんばってもらおう。

 

ここまで1020km、ここからは自己最長距離を更新だ。睡眠は全然足りてないけど、足はまだ動きそう。残り540km。

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BRM701近畿600km大山とお堂を巡る旅

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今年もSRまであと600kmのみ。今度の600kmは明石を真夜中に出発してお堂巡りと大山、美保関を回って米子で仮眠を取り、蒜山から明石に戻ってくる、見どころたっぷりのコース。途中4か所に大きな登りがあるのと、深夜0時スタートという条件をどう攻略するかがポイントかな。あと梅雨ブルベらしく前半は結構な雨予報だ。

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深夜スタートということで、前日は有給を取ってゆっくり準備して仮眠もしっかりする予定をしていたけど急に出張が入っていきなり予定が狂う。幸い早く仕事は切り上げられて16時には帰宅。そこから準備してスタート地点近くのスーパー銭湯には19時に着いた。睡眠は1-2時間くらいは寝れたかな。

バダバタ準備を終えて着替えなどの入ったリュックは明石駅のコインロッカーへ。

スタートは0時、ちょっとブリーフィングには遅れたけど小雨の中無事に出発。

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ブルベ仲間のまんきぃさんは大雨予報なので安全優先でDNS。残念だけどPBP前になんかあっても悲しいしいい判断だと思う。りくらいまーさんと2人で米子までの前半は一緒に走ることに。

pc1姫路47kmまでは小雨だったのでカッパなし。pcで休憩していると本降りになってきたので雨装備に。今回はニューアイテム、mont-bellのレインウェアを導入したんだけど160gってめっちゃ軽!今までのworkmanカッパと快適さが全然違う。20℃は下回らない予報なので下半身は雨具なし、靴の中はすぐずぶ濡れになった。この時期の雨は寒くないから濡れても気持ちいい。

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ダラダラと登って戸倉峠辺りで夜があけて通過チェックの岩屋堂を通過。鳥取市をかすめて次の通過チェックの投入堂へ。雨はそれほど激しくはなかったけど先行してる人たちは結構酷い中を走っていたらしい。投入堂は霞の中で今回は拝観出来ず。

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この辺りから67歳のスーパーランドヌールの原田さんと一緒になり3人で走ることに。何度か一緒に走ったことがある方でこの歳で600km挑戦とかすごいです。

3つ目の登りは今回の大ボス、大山。200km走った後に立ち向かう峠としてはちょっときつすぎ。200m、500m、800mと三段階に分かれていて二段目から三段目に入る時に心が折れそうになる。まだ登るんか。。斜度はせいぜい10%程度なのにね。

てっぺん辺りは大学時代に嫁とよく行ったスキー場。懐かしい建物とかがそのまま残っていた。

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りくらいまーさんはこの辺りから膝とお尻が痛み始めたらしく、まだ半分以上あるのに大変そう。自分も昔よく悩まされた靭帯炎、雨で冷えたのが原因っぽい。終盤はロキソニンテープで若干回復したらしいけど辛かっただろうなぁ。

てっぺんで2人を少し待たせた後、米子に向けて降って行く。

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この辺りまでりくらいまーさんに引いてもらうことが多かったけど膝痛のため自分が引くことが多くなった。この辺りは足が回復してて快調に2人を引っ張れた。境港、美保関灯台、ベタ踏み坂と大学時代を思い出しながら走る。47歳でこんなことやってるとは全く予想出来なかったなぁ。

米子の宿には22時に到着。貯金は2時間ほどか、、途中休憩が長かったり登りで時間使ったりして思ったより貯金ができていない。

今回は走行計画をしっかりしてこなかったので何時に再スタートすればいいかはっきりわかってなかった。ざっくり2時間借金しても大丈夫かな?くらい。

宿では靴からジャージまで全部風呂場で水洗いして干してから仮眠、、、寝坊して2時起き😓

急いで再出発。足元の快適さは完全に回復した。

ルートに戻った時点で3時間借金。まだその絶望的な状況には気づいていなかった。

 

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しばらく進んで4つ目の登り、蒜山へのクライム。体調は優れず、ゆっくり登っているうちに世が明けてきた。てっぺんに着くと借金が4時間に。ん?次のpc2まで残り140kmで借金4時間返さないといけないということは、、24km/hペース、、ようやくヤバいことに気づく。そう言えば周りには誰もいない。

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ここから下り基調とはいえ体調も戻らないしこれは無理じゃないか?とりあえず20km先の砂湯温泉に向かう。

 

通過チェックの砂湯温泉413kmには6時40分着。pc2までは120km5時間だ。ここで目標がはっきりした。pc2まで120km5時間チャレンジ、平均24km出せなければアウト。400km走った足でそんなペース出せるのか?しんどい思いして体調崩しても間に合わなかったら無駄になるぞ?普通なら諦めるような状況だけど、今回の600kmを逃すと連続SRも途絶えてしまうし、ここまで走ったのも無駄になる。ならダメ元で走るかー!

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追い込まれると不思議なもので踏みまくっても疲れを全く感じないハイテンションモードに移行!笑 快調に飛ばしていると序盤でよく見た女性ライダー、青木さんを発見。寝不足が祟って失速してもう間に合わないと諦めていたよう。まだ24kmペースで行けば間に合う、ほんのちょっと望みがあることを伝えるとしばらく同行することに。10SR600も達成されている関東では有名な方らしく、オススメのSR600なんかを教えてもらったりした。20-30km引いたところで気力が尽きたらしく、挨拶をして見捨てて行くことに、、ゴメンなさい😞(ゴール後1時間ほど遅れて無事に認定外完走されてました)

 

コンビニ休憩もほぼ取らず、踏みまくって4時間。片鉄ロマン鉄道のあませ駅後に到着。

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ここまで500km、pc2まで35km残り1時間45分。残り平均20kmで間に合う!もう一踏ん張りだ。

この後も順調に進んでpc2にはクローズ15分前に到着。諦めないの大事👍

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その後は残りの距離を淡々とこなして無事に明石に到着。39時間25分にて無事に認定完走。

見どころいっぱいの600kmでした!

 

BRM1019東京600km関東一周

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今年は持病の治療のためブルベを控えててたんだけど、そろそろ大丈夫そうなので秋からブルベを再開。連続SRを続けるには気がついたら10月以降で300,400,600を走らないといけない状況になってしまった。スケジュールを考えると地元開催だけでは間に合わず、貯まってるマイル特典使えるなら遠征でも、ということでこの関東一周に参加することに。

川崎には昔2年ほど住んでたことがあるんだけど関東をチャリで走るのは初めて。神奈川→東京→千葉→茨城→栃木→群馬→埼玉→神奈川とぐるっと回るので7都県を2日で走破できるおいしいブルベだ。

伊丹からは飛行機で前日移動して前泊、神奈川の等々力公園がスタート地点。この近くに住んでたからいろいろ懐かしい。スタート地点につくと参加者が続々集まっていて順次車検が始まっていた。この日の出走は42人だったらしい。

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今回の走行計画は表の通り。320km地点の水戸でスーパー銭湯に4時間滞在して、2日目に 残り280kmを走る。大きな山はないけど信号峠が多そう。信号峠を考えて平均速度は遅めに計算した。

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ランドヌ東京さんはBフォームという独特の申請方法をとられてて省力化が図られている。ブルベカードも自分で印刷して持参、ここはちょっと味気ないけど人数分毎回印刷する方も大変だよね。

ローカルルールにも対応して車検は無事合格、Bフォームでのスタート申請もスタッフの方に教えてもらって問題なくできた。

6:00スタートするとすぐに多摩川を越えて東京都内へ。早朝なので車は多くないけどやっぱり信号には引っかかりまくる。300mに一回は止まる感じかな。市街地を抜ける50kmほどまでは15kmペース。早朝の銀座をチャリ集団で突っ走るのは気持ちよかった。しばらくお上りさん状態で写真撮りまくり。

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幕張、千葉の工業地域を抜けるとようやく快走区間に入るんだけど、この辺からは5-8mくらいの向かい風、pc1がある山間部に入るまで思った以上に足を削られてしまった。房総半島の山間を超え、九十九里浜へ、ここからは低気圧通過に伴う爆風追い風区間。30kmほどを快適に進ませてもらった。ずっと九十九里浜を見ながら走るのをイメージしてたけどほとんど一般道からは見えなく、さびれた観光地の飲食店が印象的だった。

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千葉の端っこの犬吠埼灯台220kmには18:00着。ここまで1ブルベはほぼ予定通り。思ったより疲れてるかな?

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利根川を越えて茨城県に入ると予報通り雨がだんだん降り始めて雨用フル装備に。そのうち眠気も加わってきてかなりペースダウン、予定より1時間ほど遅れてしまった。途中、明らかに眠そうな感じの参加者に追いつくと、話相手に一緒に走ることに。島田さん、PBPに3回出られてる超ベテランの方でした。一緒に話しながら走っていると眠気もさめて、そのうち雨もほとんど上がり、ひたちなかのpc2に到着。310km地点0:00着。予定では水戸のゆるうむというスーパー銭湯に4時間ほど滞在するつもりだったけど、風呂に入れるのは1時までとのことでこれには間に合わなくなってしまった。仕方なくルート上の快活を調べると全て満席、、このpcで一緒になったメンバーにも聞くと4人全員、宿難民に。みんな計画が甘い!笑

5kmほどルートから外れたもう一つの快活を調べるとブース席なら大丈夫そうなので、3人でそこに向かうことに。1人は野宿するとか、、快活では滞在時間3時間、シャワー、洗濯もしたからほとんど寝れなかったけど、十分リフレッシュにはなったかな。4時にチェックアウトして3人そろってルートに復帰した。

 


2日目、雨はあがって北風に変わり、ちょっと寒めだけどカッパ1枚羽織っていれば全然大丈夫な程度。ここから緩い登りで宇都宮に越えるんだけど左膝外側の靱帯が痛み出した。寒さで筋肉が硬くなってたのと、前日に信号でストップ&ゴーを無限に繰り返したのが原因かなぁ。発進するときに重た目のギアのまま立ち漕ぎで踏み込むクセがあるんだけど、他の人見てると軽いギアでちゃんとサドルに座ってゆっくり発進してる。たぶんそのせいなんだろう。そこからヒザに負担をかけないように走るも一向に回復せず、30分から1時間の借金が全然減ってくれず気持ちが焦ってくる。

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栃木県・宇都宮を通り抜けて群馬県・桐生480kmに到着。ほとんど都市部だからというのもあって借金はなかなか減らず30分のまま。途中、痛み止めの湿布と飲み薬をドラッグストアで手に入れた。

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ロキソニンシートが効いたという話を聞いていたので。でもロキソニンシートは1時間ほどしても少し痛みが引いたくらいであまり効果は感じなかった。それから念のため一緒に買ったイブを飲むと15分くらいでウソみたいに痛みがほとんどなくなった。翌日以降もそれほどダメージが残っていなかったことを考えると、寒さで筋肉が硬くなったことが原因で一時的に靱帯が膝の骨に擦れてたのが原因だろうか。痛みのせいで余計に筋肉が硬くなって悪循環するような? ストップ&ゴーの繰り返しが原因だとすると翌日以降も痛みが残りそうだし。まぁ一つの解決策として自分にはイブは有効そうだ。

(ちなみに帰ってから嫁にイブが効いたという話をしたら、大した痛みじゃなかったんだねって笑。女子はもっと痛いのを我慢してるのか、、)


この辺りから昨晩一緒に宿難民になった3人で走ることに。1人はベテランの島田さん、もう1人は初めて600km挑戦の葉山さん。2人とも結構疲れていてなかなかペースが上がらなくて、ヒザがほぼ復活した自分が引っ張る感じに。

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群馬→埼玉→東京→神奈川と延々と南下していくんだけど、田園風景のところもあれば信号峠、渋滞区間もあって、快適とまでは行かないけどまぁいい天気なので気持ちよく。

次のpc青梅は標高200m程度なんだけど、そこまで延々とアップダウンがあって予想以上にキツかった。後半に登りが多いと聞いてたけど終盤だと余計にきつい。でもラストのハイテンション状態で全く疲れを感じなくてゴリゴリ進んでいると、毎回登りのてっぺんで2人を待つ感じ。 タイムリミットギリギリの線を行ったり来たりでだんだん焦ってくるけど、励まし合って青梅565kmにようやく到着。借金ゼロ。

 

この先は渋滞やら信号峠が予想されるのでまだ余裕があるわけではなく、レシートを取ってすぐに出発。この先ゴール手前の滝ヶ原運動場では20時に通用門が閉じて通してもらえなくなるらしく、結構な迂回をしないといけなくなる。ここを通過できなければたぶんアウトなんだけど、なんとか閉門10分前に通過👍

あとは、ラストに蓮光寺というエグい登りを越えて、宿河原のローソンに到着。39時間36分、いつも通りのギリギリ隊でゴール。

満身創痍でしゃがみ込んで動けなくなっている島田さん。終盤キツそうだったけど諦めずに走り切った葉山さん(初600km完走おめでとうございます👏)。まだもうちょっと走れそうなくらいハイテンションな自分。全く知らないおっちゃんたちと仲良くなって、協力して走れてすごく楽しかった。最初、関東ってちょっと冷たいかな?って思ったけど全然そんなことないですね。

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完走28人/出走42人/エントリー65人

 

平坦だけど意外とハードなブルベでした。

5年連続SRまであと400以上1本!

BRM923米原1000km3度目の正直!

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これまでに近畿一周、四国漫遊と悔しいDNFが続いた1000kmへの挑戦。この米原1000kmは出走条件も厳しく、7月までに2000kmの認定を受けなければならない。近畿一周と四国漫遊を含めると余裕で2000kmは走ってるんだけど完走してないのでギリギリまで距離が足りず、真夏のビワイチ、ナライチを走って何とか参加資格を獲得。1000kmとなると宿代・食費に交通費、仕事の休みの調整も必要だし、何より家族の冷たい視線が気になる。とにかく今回の挑戦でダメだったら自分にはもう1000kmは無理なんだと諦める覚悟で挑んだ。

 

コースは、米原から西ウレ峠を越えて日本海を走り、新潟から南下して菅平、八ヶ岳を越えて静岡へ出る。太平洋岸を西に進み、半島の先っぽからフェリーで鳥羽に渡り、米原に戻ってくる。1000m超えの峠が3つと結構登りもある壮大な1000kmだ。1泊目は380km地点の上越市、2泊目は680km地点の清水市、フェリーで1時間ほど休憩してラストのゴールを目指す計画。

 

今回のBRMはN2開催で9/9〜10/7の任意の時間にスタートできる。台風通過を待って9/20の0:00スタートにした。この日の出走は自分だけだったようで終始完全に一人旅となった。Twitterで仲間と繋がってないと寂しくて仕方なかっただろう。車で早めに米原に着いて3時間ほど仮眠してから出発。

 

まず米原から岐阜へ。15℃ほどで涼しくて走りやすい。今回は10℃は下回らない予報なので、装備は真夏仕様の半袖短パン+アームカバーと防寒兼雨具のカッパ上のみ。最初は体の発熱もあってこの装備で問題ないように思えたが2日目以降に酷い目に会う。。

岐阜市内の深夜の信号峠を越え、郵便局で年賀状を投函。その後明るくなってくると西ウレに向けて緩やかな登りがはじまる。山里を走っていると前方の茂みに何か黒い動物が逃げ込むのが見えた。え?クマ? クマだとすると小さめ、だけどあの大きさで黒い動物って他に思い当たらない。まぁ見間違えかな。

西ウレ峠への登坂は緩め。直前にSR600を走ってると普通の峠がすごく楽に感じる。これはこれでいい。眠気と闘いながら、ほぼ予定通りの8時25分通過。

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西ウレ峠からの下りは最低11℃。防寒用のカッパを羽織っていれば問題ない寒さだった。

ここからは富山の海沿いまで降り基調。富山のpc1 250km地点には3時間半の貯金でここまではいい調子。

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しかしここからの向かい風が酷かった。台風一過で追い風を期待していたけど完全に逆。Yahoo天気によると8m/sの風が吹いていたらしく、時間と体力がどんどん削られていく。この区間で2時間貯金したかったのに全然稼げなかったのは計算外だった。日本海の夕焼けを満喫。

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日が暮れて新潟県に入るとようやく風がおさまってきた。親不知は初めて。よくこんなところに道作ったなぁと思うようなところで絶壁沿いに半トンネル、激しいアップダウンのある道が続く。狭いグネグネしたトンネルを大型トラックが行き交う中を走っていく。片側通行の工事信号のおかげで車列の最後尾を走れるから怖くはなく、車列の最後尾を離されないようについていく。マリオカートピノキオハイウェイみたいでめっちゃ楽しい。

ここからpc2上越380km地点までが体力が尽きて辛かった。上越には22時着、貯金は3時間のまま。ホテルで4時間半滞在。

 

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2日目は1000m超の峠2つを越えていく山ステージ。日本海から一気に太平洋まで縦断する。天気は曇りでしばらく雨は大丈夫そう。

まずは名もない600mの峠を越えて長野へ入るが、昨日の疲れからか体が動かない。10℃は下回らないけど発熱が追い付かず体が冷える。体が温まらないまま峠に着いてしまい、そのまま降りでさらに体温を奪われてしまう。低体温症のような症状になり、震えて体温を上げるのもめんどくさいと感じる状態。。。これはまずいと思いコンビニに避難するもイートインもないので大してなんの改善も得られず、先を急ぐ。ここまで3時間で30kmしか進んでおらず、このままではまずい。道脇にあった自販機でホットのミルクティーを買って、お腹を温めながら座り込んで少し眠っていると、地元の高校生が通りかかって目が覚める。今回のブルベで一番きつかったのはこの辺りで、本気でDNFを考えていた。

ここで窮地から救ってくれたのがまたまたTwitter仲間。現状を克服する手段をいっぱい考えてくれてほんとにありがたかった。再び走り始めてコンビニに行くと、窮地を救う復活アイテムを発見!

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カイロをあるだけ買い、お腹と、両太ももに仕込む。これがほんとにいい働きをしてくれて、さっきまで動かなかった体が一気に回復するのがわかった。ギリギリ隊走行計画からの遅れはこの時で3時間くらい。ここから挽回できるのかかなり厳しいけど、可能性がある限り走り続けるのが自分のスタイルだ。

この先は菅平高原で今回の最大の難所、1300m地点まで1000mほどを一気に登る。ここの登りは特徴的で10~12%の厳しめの斜度と数%の緩い斜面が延々と繰り返される。一旦緩むので楽というべきか、逆に厳しい斜度が見ためではっきり見えるので心を挫かれるのでキツイというべきか。ただ、体調は完全に回復していてハイテンションで登ることができた。てっぺんには予定の1時間遅れまで挽回して10:10に到着。

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菅平から下っていくと土地勘のない地名ばかり。上田市佐久市、小海町、、、下調べが足りず今どの辺を走っているかも、補給ポイントもわからない。この辺りから雨が降ってきてすぐにずぶ濡れに。適当に入った定食屋さんは店員さんの人柄も良く、ずぶ濡れでも嫌な顔一つされなかった。大盛カレーご馳走様でした。

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佐久市のホームセンターでカッパのズボンを購入。分厚くて暖かい。この寒さと雨の中、半パンではやはり体力が奪われるらしく、真夏装備で来たことは完全にミスだったと思う。

次の峠は野辺山。八ヶ岳のすぐ近くを通過するここも1400m近い標高。でも勾配はそれほどなく、長く長く緩やかな登りをたんたんと登っていると到着。せっかくなので撮影ポイントを探してみたけど、大したものがなくてへんてこな牛の置物と記念撮影。鉄道最高地点とかいろいろ撮影ポイントはあったらしい。

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この時点で借金は3時間だけど、PC3までは120km6.5時間、下り基調なのでなんとか間に合う計算ができるところまで挽回してきた。

野辺山から韮崎へは長い長い下り。雨は土砂降りになってきて、ブレーキがきかない。握力も限界になってきて、ちょくちょく握力回復のため止まりながら降りていく。

韮崎を過ぎてガーミンのいう通りに進むと工事中の看板。雨の中、スマホでルートを確認する気力もなく、ガーミンのいう通り進むと未舗装の深い砂利道に突入。引き返す時間もないので無事通過できることとパンクしないことを祈りながら約2kmの工事区間を進んだ。幸い無事に工事区間を抜けてルートに復帰できた。後で確認したところ、スタート時にちゃんと迂回情報をもらっていたらしく、完全に自分の確認不足だった。

身延線に沿って南下し、清水市に向かって進む。富士山がどこかできれいに見えていたはずだけど、土砂降りの雨のおかげで一度も見ることはなかった。ここからはPC3クローズ時間に追われながら目いっぱい踏んだ。ラスト20kmは200mの小山3連続。しっかり登る小山が連続しても休む余裕はなく、気合いで走りきってpc3 670kmへはクローズ20分前に到着。この区間の踏み込みでアキレス腱をやってしまったらしくPC3以降は痛みに悩まされた。2泊目の宿は清水市内にて4時間ほど滞在。

 

3日目、朝から雨。降ったり止んだりで今日も天気は悪い。でも風は追い風に代わって味方してくれている。清水から160km先の伊良湖岬を目指す。計算上の借金は4.5時間もあるが、1000kmブルベでは600kmを超えると12.5km/h計算に制限時間が緩和されるので、十分挽回できるはずなのだ。

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昨晩やってしまったアキレス腱、擦り切れた股間、ハンドルからの振動で痛む手の甲、600kmを超えるといろんな所に痛みが出てくる。幸い胃腸はまだ調子が良く食べれるので体力切れにはなっていない。

延々と続く東海道を走り、渥美半島の先端にある伊良湖岬にには12時に到着。無事に借金返済して1時間の貯金までできた。岬の直前にドーナツ模様の激坂もヒーヒー言いながらクリア。

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フェリーはだいたい1時間に一本で、11:50の次は13:05発なので1時間ほど待つことに。輪行袋に入れれば自転車代が浮くのでそうしようと思ったけど、急に風雨が強まり嵐のような天気に。建物内にチャリを持ち込める感じではなく諦めて自転車分も課金した。この時はまだこの雨の正体には気づいていなかったが後の天気予報で台風が直撃していたことを知った。出走時は全く台風の気配はなく3日目にちょっと天気悪くなる程度の予報だったのに、走っている間に台風に発達、伊勢→浜松→清水辺りを直撃したらしい。幸い雨台風で風は強くなく、それでフェリーも欠航にならなくて済んだ。ただ雨は局所的にエゲツなく台風の進路は災害級、今朝通過した清水辺りは洪水で通行止めも発生していた。

嵐の中を何事もなかったかのように時刻表通りにフェリーは進み、鳥羽港に到着。そして問答無用で豪雨の中にチャリで放り出される。。鳥羽から伊勢辺りでは道路が川のようになって命の危険を感じるようなところもあった。至る所で山肌から川のように道に流れ込み、ホイールの半分くらいまで水に浸かるところもあり、流れがあるところはチャリごと持っていかれそうになる。

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これはちょっとやばいのでは?と感じて雨宿りできそうなところに止まってスマホを見てようやくヤバさを実感。緊急避難情報も発報していたみたいだけどスマホをしまってたので気付かなかった。

幸いヤバイ雨はそれ以上ひどくはならずまた走ることができた。

 

伊勢神宮に着いた辺りでリアの変速が急におかしくなり、すぐにスカスカになった。どうやらシフトワイヤーが切れたらしい。今回は予備のワイヤーを持ってきている!なんで準備がいいんだと思いながら、バス停のベンチで修理を始める。切れたワイヤーを抜いて、予備のワイヤーを同じところに通していく。最後にシフターに太鼓を引っかかるだけ、、あれ?引っかからない?いくらやっても同じで原因がわからなかった。直せそうな自転車屋を探すと幸いすぐ近くにプロショップがあり駆け込んだ。

原因は太鼓のすぐ近くで断線して太鼓部分がシフター内に残ったままだったらしい。確かにワイヤーを抜くときに太鼓部分が見つかなかった。シフターを分解する必要があるらしく結構めんどくさい作業のようでしばらく横で勉強させてもらった。予備のワイヤーを持っていても直せなかったら意味ないやん、、と整備スキルの低さをまた実感した。

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通過チェックの松坂ミニストップには借金30分ほど。あと120kmくらいだけど制限時間はゆるくなっているので焦る必要はない。ゆっくり安全に進めばいい。日が暮れると雨もほとんど止んで重いカッパズボンはどこかのゴミ箱に捨ててしまった。

900kmを過ぎると体中が痛くてチャリに乗るのが苦痛で仕方ない。早くこの苦行から解放されたい一心で走る。手のひらはギヨン管症候群らしく痺れっぱなし、股間は痛いを通り過ぎて何も感じなくなっている、膝も痛いし、両足のアキレス腱もパンパンに腫れてきている。

ラストPCいなべには23時着。45分ほどの貯金ができた。ここからラスト鞍掛峠650mがあるから余裕があるわけではない。

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ラスト40kmの報告をツイートするとこんな夜中なのに、あとちょっと!頑張れ!のリプライがいっぱい来てめちゃくちゃ嬉しくて、また足が動くようになったし、痛みも吹っ飛んだ。650mの峠はこれまでの道のりも振り返りながら登っているとあっという間に感じた。

多賀大社のライトアップされた参詣道を過ぎるとゴールの米原へ到着!

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74時間23分、ずっと時間に追われながら、風と寒さと雨と痛さに苦しめられ、なんとか念願の1000kmを完走。とにかく感動というよりもこの苦行から解放されたのが嬉しかった。Twitterには今回も本当に助けられて、いっぱい応援してもらえたのが本当に力になった。感謝しかない。

 

ゴール後、これからこのコースに出発するうにゃーまんさんにお会いしてお見送りした。3日前の自分を見ているようだ。頑張って!ご安全に!

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完走32/出走52/エントリー86

DNF20

 

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fleche熊本 阿蘇のご来光を見に行こう!

flecheには興味はあったけど基本ソロの自分にはそんな長距離のグループライドは無理だろうなぁと思っていた。1000kmを完走して次の目標を探している時に彩さんから出ませんか!というお誘いをもらった。りくらいまーさんと彩さんなら大丈夫かと思い出走することに。3人とも初めてなのでflecheのルールやコース作り、申込みなどいろいろ大変だったけど半年くらいかけて準備してきた。あともう1人、ブルベデビューから3ヶ月で1000kmまでコンプリートした鉄人のまんきぃさんも誘っていたが仕事で来れず結局3人で走ることに(応援ありがとうございました🙇)。

決まったルートは、福山からしまなみを通って四国に渡り、佐田岬からフェリーに乗って九州に上陸、別府から由布院、牧ノ戸峠を越えて阿蘇大観峰に向かう。大観峰にちょうど日の出の時間に着いて阿蘇のご来光を見よう!というのが計画だ。3年前の京都〜熊本600kmとSR600阿蘇のルートを参考にさせてもらった。

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フェリーに乗るための100分(待ち時間30分と乗船70分)のロス、終盤に計2000mのロングクライムがハードルを上げている。それに前半区間での暴風向かい風と季節外れの寒気が加わって、3人とも走る前から不安だらけ。でもみんなで協力すればなんとかなる!行けるところまで行こう!と誓ってスタート。

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福山を8:00に出発してしばらくは5kmごとに先頭を交代しながら走る。風はすでに4-5m/sの向かい風。北西から吹いてるから南向きに走る時だけ追い風になる。1時間ほどで尾道しまなみ海道に入る。しまなみはこれで4回目だけど昼間の晴れた日に走るのは初めてで真夜中とか雨の中しか走ったことがなかったのですごく気持ち良かった。

彩さんが設定してくれたPCを巡りながら順調に進む。この辺りのPCはしまなみの複雑なルートをショートカットできないように設定したPCで、特に見どころというわけではない。名もないお堂やバス停で証拠写真を集めて行く。

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しまなみの中間地点くらいにあるサイクリストの聖地にもちょっと寄り道。

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flecheは他のBRMとは違いコース設定に独特のルールがある。同じルートの往復はできないとか、どんなに激坂でもショートカットができてしまうルート設定はダメで、遠回りするならPCを設置する必要がある。

事前のルート調べで議論になった生口橋手前の箇所。普通は正規のサイクリングルートで行くんだけどどうやらショートカットできるらしい。実際走ってみると予想通り激坂だったけど無事通ることができた。

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しまなみ最後の橋、来島海峡大橋は爆風向かい風。遮るものが何もないから10m/s以上あったと思う。先頭を引いていたけど斜め前から吹いてるから全員がかなり消耗したんじゃないだろうか。なんとか渡り終わって四国に上陸。

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松山まで向かう海沿いは3年前に悔しくて泣きながら走った道だ。今日は仲間と一緒で全然違った気分でワクワクしながら走っている。


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松山からはまた爆風向かい風。先頭の消耗が激しく2kmも持たずに交代。心拍は後ろに付いていても常に140台になってしまっている。だんだんりくらいまーさんが引く割合が増えてきてそのうちほとんど引いてもらう感じになってしまう。

三崎港から九州に渡るフェリーは1時間に一本なので、20:30のプランAと21:30のプランBを計画していた。プランBは当日の向かい風を考慮して急遽計画したプランで、最低限の360kmを走り切ることができるけど阿蘇のご来光には間に合わない。プランAで走るには前半19kmペースが必要になる。

このペースを維持するためにここまで頑張ってきたんだけど自分にはかなりオーバーペースなのが心拍からもわかる。りくらいまーさんは19kmを維持するためにがんばってくれているがこのペースでは先が持たない。三崎港まであと50kmほどの地点で、この先どうするかの作戦会議をした。2人は頑張ればこのままプランAで行けそう、自分はこの先の山岳地帯と風速10mの予報なので無理せずペースを落とすべきと主張。プランAを諦めてしまった時のワタシ。

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しばらく自分のペースで走り山岳地帯へ入ると急に風が止んできた。どうやら山のおかげで風が遮られてほぼ無風状態になったようだ。アップダウンはこれまでの暴風に比べたらほぼないようなもの。これならまだプランAも行けそう?となりまたペースを上げると20:30のフェリーが見えてきた。夜になって満点の星空の中、意外と余裕でフェリー乗り場に到着。早々に諦めてごめんなさい🙏

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フェリーの乗船時間は70分。できれば徹夜ライドに備えて少しでも寝たかったけど21時台では眠くならず、3人でいろいろ喋ったりストレッチしたりして過ごした。りくらいまーさんは風の中引きまくったせいか膝の痛みが出てきているよう。彩さんが特技を活かしてケアしていた。

そしていよいよ九州に上陸。大分県の佐賀関港には22時前に到着してこれから後半戦の始まり。

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佐賀関から別府までは約40kmの平坦路。風はびっくりするほど止んでいて快調に飛ばしていく。後で思うとここの区間はもっとペースを落として休みながら行くべきだったのかも知れない。2時間弱で別府に到着してクライム前にコンビニ休憩。

 

別府から由布院を通り、九州国道最高地点の牧ノ戸峠1300mを超えて阿蘇に向かう。

まずは由布院までの800mアップ。登り始めから思うように力が入らず頑張らないと二人のペースについていけない。それなりに食料も水分も摂っているのでハンガーノックではないはず。前半に無理をしたツケが回ってきているのか。まぁすでに270km走ってきてるので普段でも体力がなくなってもおかしくない距離だ。しかも寒い。これが自分の実力か。。2人を度々待たせながら最初の800mを登りきり真っ暗な由布岳に到着。

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前回SR600では雲に隠れて見れなかった由布岳は月夜の中で輪郭だけ見えた。明るかったらすごいスケールの絶景なんだろう。

由布岳からの下りはすでに0℃近くまだ冷え込んでいて、すでに体力が尽きているので発熱が追いつかず急激に体温が奪われてしまう。400mほど降った由布院のコンビニではガクガク震えが止まらず、これ以上進むのはヤバい気もしてきた。氷点下まで冷え込むのは予報で分かっていたので最悪由布院のコンビニでカイロを買えるだけ買って貼りまくる計画だったけど、最初のコンビニには季節外れで売っていなかった。別府のコンビニにもなくて嫌な予感はしていたけどなんでこんなに寒いのに置いてないんだろうか。カイロがないと本当にヤバい気がしたので無理を言って探し回り、3件目のコンビニでなんとか最後の5個のカイロを確保。腹、背中、腕と貼りまくった。ついでにりくらいまーさんと一緒にカップラーメンをすすり、体の内側からも温める。その様子を早く行こうよーと眺める彩さん。。ここまでの登りで遅れた上に由布院で30分ほど時間を使って予定からはかなり遅れてしまっていた。

ここからは九重連山への緩やかな登り。相変わらず力は入らずハンガーノックのような状態が続いており、度々2人を待たせてしまう。追いついたとき謝りたくなるけど謝るとさらに気を遣わせると思い「おまたせ〜」を繰り返す。

牧ノ戸峠1300mまでの登りではいつの間にか2人の「無限しりとり」が始まっていて、それに混ぜてもらう。不思議としんどさを忘れることができてしりとりのお陰で牧ノ戸峠まではちょっと楽に感じれた。

ここですでに1時間以上計画から遅れていて、大観峰でのご来光どころか、最低ラインの360kmクリアも怪しい時間になってしまっていた。22時間の通過証明は予定を変更して牧ノ戸峠323km地点にすることに。

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これもfleche独特のルールで、22時間から24時間の間に普通なら25km以上進めばいいんだけど、トータル360kmの条件をクリアするのにあと38kmを進まないといけない。下りもあるとはいえこの調子で19kmペースはちょっとヤバいかも。。

 

6時ちょうどに通過証明の写真を撮って、阿蘇に向かって一気に下る。仲間と一緒に朝日の中の阿蘇の高原を走り抜ける。これをやりたくてこのルートを計画して、苦労してここまで来たんだけど、自分の不甲斐なさが申し訳なさすぎて素直にこの時間を楽しめず、なんとも言えない気持ちでメンバーについて走る。。景色を楽しむ余裕もなく申し訳ない。

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(写真はりくらいまーさんが撮ってくれたもの)

 

360km地点までは延々とアップダウンの繰り返しでなかなかたどり着かない。もう足は完全に終わってて最後の力を振り絞り、残り時間のカウントダウンに追われながら先に進む。もう無理かと思いながら必死に漕いでいると8時のリミットギリギリで360km地点の看板に到着。え?間に合った?早く写真写真!ってバタバタしながら本当にギリギリで証拠写真を撮る。そのあとしばらく体が動かず、行儀悪く道路に倒れ込んでしまった。あと100m、この看板が先にあったら間に合ってなかっただろう。

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彩さんは何故かとても元気でまだまだ走れそうな様子。りくらいまーさんは300km以上は初めてということもあり自分ほどではないけどかなり疲労している感じだった。かなり前を引いてもらったのもあるし、膝の痛みもあったと思う。それだけ頑張ってもらったのに認定されないなんてことにならなくて本当に良かった。

 

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自分の不甲斐なさだけが残念だったけど、最高のメンバーと走った最高のflecheでした。

チームお好み焼き、また走りましょう!ありがとうございました!

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SR600剣 四国の秘境・酷道を満喫!

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SR600はこれで3本目。

この前四国を一周する1000kmを途中リタイヤしたので、もう一度四国を走ってみたくてエントリーした。

今年からオープンになったのでまだあまり走った人の情報がでていない。三船さんとかすごい人のスケジュールは全く参考にならないので(笑)、自分で一からスケジュールを立ててみた。ギリギリ隊専用のスケジュール。

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出走は9/9(金)4:00に設定。タイムリミットは9/11(日)の16:00だ。直前の天気予報はそれほど悪くなく、たまに降られる程度の予報。暑くもなくいい感じだ。

 

徳島への移動は今回も神戸からのバス輪行にした。1時間に1本、2時間ほどで着く。めっちゃ楽ちん。JR四国バスと本四海峡バスは輪行OK、西日本JRバス輪行NGだから要注意。

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徳島市内に前泊したのにワクワクしすぎて結局2時間くらいしか寝れなかった。前泊の意味ないやん。。。

 

PC1文化の森総合公園 4:00

初っ端から雨。ひどくはなく霧雨程度だけどちょっとテンション下がる。早めに止んでくれるといいけど、、、。

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10km地点のコンビニを最後に、140km地点までコンビニはない。結構買い込んで走ったけど、途中、小さな商店はいくつかあったし自販機はところどころあったのでそこまで補給に困ることはなさそう。

10kmを過ぎるとすぐに大川原高原に向けた登坂が始まる。いきなり六甲山並みの山だ。鹿に気を取られているといつの間にかルートから逸れて行き止まりへ。プラス2kmが追加。

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PC2大川原高原 5:50 22km

雨は止む気配はなく、てっぺんは真っ白の世界。青空と風車の絶景が見れるはずが、ぶーん、ぶーんっていう不気味な音だけが聞こえてくる。うーん、残念だけど仕方ない。

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山をくだっていくとすごい落差の滝。神龍の滝?雨で水量が多くて見ごたえがあった。

 

PC3樫原の棚田 8:00 47km

しばらく棚田の風景が広がる村の急こう配を登っていくと樫原の棚田へ。日本の原風景が広がっていい雰囲気になってきた。この雰囲気は紀伊山地熊野古道と似ていて好きな感じだ。

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と、この辺りで、サドルがどんどんズレていくことに気づく。どうやらサドルバッグの横揺れでサドル固定ネジが緩んでしまったようだ。6㎜のレンチは今回少しでも軽量化をと思って置いてきてしまった。座ろうとしてもすぐズレてケツに刺さるので、ここからはスタンディング縛りに。

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急こう配を下りきると集落にでた。商店で6㎜レンチを貸してほしいとお願いすると、一生懸命探してくれて、結局近所の人も巻き込んでなんとか借りることができた。めっちゃ申し訳なかったけど見ず知らずの人間にここまで親切にしてくれるって、大変ありがたく、嬉しい気持ちになった。

PC4高丸山 12:00 67km

次は高丸山に向けた登坂。300mから1100m近くまで800m登るので結構しんどいけど、斜度はそれほどでもない。ながーい登りを登りきると、、、ここもまた真っ白。なんかせっかく登ったのにご褒美がないとやっぱり残念。。。

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この先は四国の酷道で有名な193号線(通称一休さん)を走る。酷道らしく荒れていて、葉っぱや木の枝に交じって落石がいたるところに隠れている。落石は尖っていて踏むたびにサイドカットが頭によぎる。下りでもスピードは出せず全く気が抜けない。

いい雰囲気の酷道を進み、霧越峠を越える。この先も急こう配の下りで荒れている。ブレーキ全開で下っていく。ティアグラのリムブレーキ、さすがにこの条件では限界を超えている気がする。

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193号線から分かれてようやく太平洋に出る。今日の登り区間はほぼここまでで後は室戸岬を経由して140kmの海岸線を走るだけ。。って油断してしまうとここからがしんどかった。

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PC5室戸岬山頂 18:00 191km

急こう配の室戸岬ドライブウェイを250mアップ。がんばって登った頂上は、またまた真っ白。晴れてたらどこまでも続く水平線、美しい夕焼けが見えたんだろうか。

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ここから80kmの暗い海岸線を進むもなかなか距離が減らない。カツオのたたきをやっているお店は23時までなのでなんとか間に合わせたかったけどこのミッションは達成できなかった。

高知市には結局23:00に到着。ここまでギリギリ隊スケジュールほぼオンタイム。吉野家でつゆだく牛丼を流し込む。

ホテルの風呂で洗濯をして4時間余り爆睡。

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PC6高知駅 5:30 274km

朝は予定通り5時に再始動。雨は止んでるけどいつ降るかわからないような天気。

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2日目は270km地点からの190km、一番登りが集中している区間を走る。

走り始めるとすぐに登坂が始まり、アップダウンしながら工石山トンネルまで1000mほど登る。斜度はそれほどないので淡々と。そこを超えるとまた日本の原風景が広がってくる。

 

PC7土佐柴刈りの里 8:30 308km

雨は降ったりやんだりで2日目もすっきりしない。でも棚田の風景には雨はよく合う。

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急こう配の下りを注意して下っていると緩やかなカーブで突然前輪がスリップして転倒した。幸いスピードは出ていなかったのでチャリも無事、擦り傷程度で済んだけど、ジャージと靴下が破れて痛々しい感じに。コケっぽくはないのに一部分だけツルツルになっていた。田んぼの泥が流れた跡なのだろうか?その後、恐怖心から余計に下りでスピードが出せなくなり、貯金ができずに焦る。

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本山の市街地でコンビニに寄り、早めの昼食をとる。ここから先、補給地点はほとんどないので食料を多めに調達。

赤荒峠は600mほどの登り。ここも斜度はあまりきつくはない。

PC8穴内川ダム 11:30 343km

峠を越えてダム沿いを走るとほどなく穴内川ダムに到着。この辺りは快走区間、走っていて気持ちいい。しばらくするとRVパークへの登り口に。遥か高いところにRVパークと思われる風車が見える。400mのアップだけど目的地がはっきり見えてしまうと、まじかこれ登るのか、ってなる。。。ここは斜度もまあまああって(10~13%?)途中心が折れて何度か押し歩き😓

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PC9RVパークゆとりすと 13:10 362km

2日目もそろそろ2000mくらいアップしたところで足がすでに売り切れ状態に。水もなくなり、そこら辺の湧き水なのか、雨水なのかわからないものを飲んで凌いでいる。RVパークからの下りはまたまた荒れた激坂で、貯金を作らせてもらえない。ここからまだ梶ヶ森、京柱峠を越えなければならないのか。。。

梶ヶ森スカイラインのアップダウンを延々と進むとようやく梶ヶ森の登り口へ。最難関の登りらしく、初っ端から15%以上の激坂が始まる。濡れた路面でタイヤが空転して登れたもんじゃない。激坂区間を過ぎると12~15%くらいの斜度に落ち着くので根性で登る。ここは半分ほどが折り返し区間なので、サドルバッグは藪に放り込んでおいた。登っている最中、段々雨が強くなってきて土砂ぶりに。路面が川のようになる。

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PC10 梶ヶ森山頂 16:20 386km

標高1400m、てっぺんでご褒美の360°パノラマを見たかったのに、やっぱり真っ白&暴風雨の世界だった。うーん、残念。しかし徳島1000kmのメンバーは1000kmの道中にここを登ったのか。。。改めてすごいと思う。

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山頂からはゆっくり下る。雨で寒すぎるしカッパはサドルバックの中だし道はめっちゃ滑るし💦

ここから京柱峠の間は、補給箇所は2カ所の自動販売機と商店1件のみ。ここで水分の補給ができなかったらやばかったかも。そのうちの商店のところで水分補給と雨宿りをしていると、お店の人が声をかけてくれた。永森商店。小さなお店で補給食としてはカップラーメンと菓子パンくらいだけど、お湯も準備してくれたし、地元のミニトマトを食べさせてくれたりした。結局1時間くらいお邪魔していろいろ話を聞かせてもらった。たぶん、三船さんたちが寄ったというお店もここなんだろう。

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雨は今日はもう止む気配がないので真っ暗な中、標高1100mの京柱峠に向かう。

PC11京柱峠 20:00 411km

長い真っ暗の雨の酷道を一人で登り、京柱峠に到着。予定の1時間遅れ。まあ雨宿りしていたから仕方ない。今夜の睡眠時間を削ればまだ大丈夫。

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長い下りでブレーキを握る手もしびれてくる。祖谷渓谷までくると快走路へ。真っ暗で何も見えないけど、遥か下の方に渓谷が見えるいい景色なんだろうな。

この辺りでCOCOAから通知が、、んなこと今言われても笑 幸い体はなんともない。

 

PC12小便小僧 22:00 444km

この小便小僧はいったい何に向かって小便をしているんだろうか。明るいときにまた来たい。

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2日目の宿は阿波池田。予定から2時間遅れの23:00に到着。睡眠時間を2時間に変更😢

 

3日目は予定通り3:00に再始動。残り13時間で140km。計画では30分しか余裕がない。

この先も補給場所がないのでコンビニ飯と補給食を多めに調達。今日は寝起きから胃の調子が悪くムカムカする。足の疲れも残ったままだ。

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PC13阿波加茂駅 3:30 477km

この後すぐに落合峠への長い長い登坂が始まる。でも気持ち悪いし足も動かず全然進まない。ここで無理をすると経験上もっとひどくなる気がしたので、乾いた路面を探してしばし寝る、起きて押し歩き、やっぱり気持ち悪くてしばし寝る、を繰り返しながら進む。コンビニで調達したアイソトニックウォーターを胃が全く受け付ず、飲むと吐きそうになる。

このペースだと到底間に合わない。このまま引き返して徳島に向かえば撤退は楽だぞ?どうする?自問自答を繰り返しながら登り続けた。

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標高1520m、約4時間かけて登り切ると峠の向こう側には絶景が広がっていた。感動して涙が出た。

PC14落合峠 7:50 504km

絶景は苦労した分、余計に絶景に見える。この達成感は初めて600kmを走り抜いたとき以来だろうか。

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峠を越え一気に1000mほど下ると落合集落に出る。なぜこんなところに人が住んでるんだ?というのが素直な感想。集落の道は狭く、急坂ばかり。ぐねぐね下って最下部につくと、反対側の斜面を再び登って展望台へ向かう。15 %越えの激坂。マジか、これ登んのか😭時間もなく焦りながら押し歩きでなんとか展望台へ。さっき下ってきた集落が一望できる展望台だ。

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PC15落合集落展望台 9:00 519km

激下り区間が長く、下りで時間がほとんど稼げていない。予定時間をオーバーし始めている。ここまで来て時間切れは悔しすぎる。でも追いつめられると何故か足が動くことがよくある。今回もここから先そんな状態に。フォロワーさんのアドバイスもよく効いた。頭を操り人形のように前上方に吊られているようなイメージ、大股で歩くように。これを意識するとペダルに力がよく伝わるように感じた。

PC16見ノ越峠 11:10 542km

標高1410m、剣山への登山口がある。体調は完全に復活してここの登りはノンストップで登れた。時間も挽回している。トンネルを抜けるとここにも絶景が広がっていた。

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ここから一気に1000m下り、ラスト峠の川井峠へ。振り返るとさっきまで格闘してきた山々が一望できる。今回の旅ももうすぐ終わりかと思うと少し寂しい。

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PC16文化の森総合公園 14:58 610km

59時間ちょうどで無事完走!

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雨が多くて見たかった景色が見れず残念なところもあったけど3日目に見た絶景は最高だった。あの感動は一生忘れないと思う。四国の秘境・酷道の雰囲気も満喫できたし素晴らしいコースだった。あと今回もTwitterの皆さんには励ましてもらったり辛さ・達成感を共感してもらえた。これが今回も完走できた一番の要因かな。いつもありがとうございます🙇‍♂️

 

 次は米原1000km!1000kmメダルに向けて3度目の挑戦だ💪